陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している隂山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

育てる住まい CRESCASA隂山先生監修ブックレット 「子どもが賢く育つ家づくり」プレゼント中!TOKYO FM 陰山英男のヒューマン・ラボ陰山英男のヒューマン・ラボ スペシャル 『子どもの学力は短期間で伸びる!講習会』 レポート 2008/12/22 @一ツ橋ホール

IT技術にコミュニケーション要素をプラスしたICT(Information and Communication Technology)とは、情報と人をつなぐテクノロジーです。コミュニケーションツールといった側面から考えると言語と同じ意味をもつことから、英語学習などを進める際にはコンピューターなどの機器を使うと高い効果を得られるでしょう。

英語を勉強するときには、まず聞き取りが大切になります。以前、小学校の英語の授業で、ALT(外国語指導助手)の方が、英語の都市名が歌詞になった歌のCDを持ってきて、子どもたちに聞かせたことがありました。約30程度の都市名が組み込まれていたのですが、子どもたちはそれらを難なく聞き取り、書き出すことができました。都市自体の存在も知らないのに、キチンと聞き取れていたことに驚いたものです。

子どもの聞き取り能力が大人に比べて優れているのであれば、もっと伸ばしてあげたいと思います。年齢の幼いときから英語教育に取り組む教育方法がありますが、私も賛成です。その際、音声や映像を何度も繰り返せるコンピューターなどのツールがあれば、英単語などを繰り返し聴き覚えることが出来ます。

中国、韓国、台湾などでは10年以上前から、小学校で覚える英単語の数が、日本の中学校と同じ1000程度だと言われています。このような教育の結果、最近のアジアの高校生、大学生たちにとって、英語はアジアの共通語となっているのです。

日本はアジアの中でも英語が苦手な国と言われていますが、これからの新しい時代ではそうも言っていられません。確かに文法面であるとか発音の周波数が違うなどの要因があり、英語を身につけることは難しいのですが、どのように学習していくかということを早急に議論していく必要があると思います。私は、英語を学習するときには、ICTが効果的であると提案したいのです。

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プロフィール

隂山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「隂山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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