陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

育てる住まい CRESCASA隂山先生監修ブックレット 「子どもが賢く育つ家づくり」プレゼント中!陰山英男のヒューマン・ラボ スペシャル 『子どもの学力は短期間で伸びる!講習会』 レポート 2008/12/22 @一ツ橋ホール

私は20年ほど前から子どもたちに古文・漢文を暗唱させる学習を行っています。古文・漢文の独特のリズム感を身につけて欲しいからです。この独特のリズム感は、現代の文章を作る上でも非常に参考になりますし、何より、小学生が古文・漢文を暗唱していたら格好良いと思いませんか?私はそんな理由で学習に取り組んでも構わないと思っています。

また、この学習を実践していて、今でも忘れられない出来事があります。古文・漢文の音読暗唱を宿題にしはじめたころ、「きっといいことがあるから、学校から帰る時も大きな声で読みながら練習して帰りなさい」と言ったことがありました。「読むと賢くなった気がする」という意味で考えていたのですが、ある日徒然草を暗唱していたら近所の人から褒められておやつをもらった!という子どもがいました。

少し視点を変えて考えてみると、アメリカのオバマ大統領の演説を聞いた時、英語ならではのイントネーションやリズム感、言葉のつなぎ方があります。日本語訳したものと英語原文では感じるものが違うと思います。これは古文・漢文に通じるものがあるでしょう。

やはり元の文章の中のスピリットのようなものを感じるためには、古文や漢文、英文にしろ、原語を何度も音読して理解することが重要ではないでしょうか。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

陰山英男 Official Web Site

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