
2011年7月9日 放送分
デジタルとアナログの融合が子どもたちにもたらすもの
私がいた広島県の尾道では、名所、旧跡の前に置かれているフクロウの置物に書かれている数字を携帯サイトで入力すると、その場所の解説が出てくるといった仕掛けがありました。その解説をみながら、手軽に尾道を散策することができる面白い試みだと思いました。今後はこうしたデジタルとアナログを融合させた新しい使い方や、楽しみ方が増えてくるのではないでしょうか。
また、以前、奈良県の飛鳥を訪れた時、千葉からきた修学旅行生たちが、観光地を巡る際にガイドブックを見るだけではなく、携帯やスマートフォンを用いて観光地の情報を調べているのを見かけました。昔には考えられないことですが、これも教育の効率化の新しい方法のひとつだと感じました。
このように、現在では教育のデジタル化が進み、iPadを教科書代わりに使用するなど、最小限の学習時間で効果の高い教育ができるようになりました。デジタル機器を導入し、教育を効率化することで、量が増え、さらに難しくなった新学習指導要綱に対しても、学習時間にゆとりをもつことが可能になります。しかしこれから成長していく子どもたちには、デジタル機器を用いて勉強することだけではなく、身体を動かすことと、デジタル機器を組み合わせた教育も必要ではないかと思いました。
そういう点を考えると、教育だけではなく、身体を動かす遊びについても、すでにWiiのような身体を動かして遊ぶTVゲーム機器というものもありますし、最近では自分の身体をコントローラーにして、全身を使って遊ぶTVゲーム機器もあります。デジタル化するのがいいと一概にはいえませんが、今どのようなものが存在し、それを活用していくことで、自分たちの生活がよくなっていくかを考えることも、子どもたちの教育に役立てることができるのではないかと思います。