陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している隂山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

育てる住まい CRESCASA隂山先生監修ブックレット 「子どもが賢く育つ家づくり」プレゼント中!TOKYO FM 陰山英男のヒューマン・ラボ陰山英男のヒューマン・ラボ スペシャル 『子どもの学力は短期間で伸びる!講習会』 レポート 2008/12/22 @一ツ橋ホール

脳トレーニングというと、本を読んだり計算することを思い浮かべますが、それと同じぐらい、家庭でのお手伝いは、より脳を活性化させられるのです。掃除であれば取りかかる順序を計画したり、ゴミがなくなるように隅々までチェックをする必要があります。料理なら味見をしたり、本を読みながら分量を計算することで、脳がフル回転しているのです。

子どもの成績が伸び悩んでいるときに「お手伝いはしなくていいから、勉強しなさい」というのは大きな間違い。勉強ができる子どもというのは、お手伝いもよくやっています。

学校の調理実習の時間などで意欲的に活動する子どもは成績も優秀です。また、最近では男女の差もなくなってきており、男の子でも器用に包丁を使ったり、逆に調理に慣れていない女の子も多いです。そして、このような子どもの様子から、家族関係までもうかがい知ることが出来るのです。

実は、脳トレには親子の会話というものがとても効果的です。家族の方や、気心の知れた友達と喋っているとき、脳はものすごく活性化します。反対に、初対面の相手と向き合ったとき、「どういう人なんだろう」などといろいろ考えていると思いますが、実際には脳はあまり働いていないのです。

親にとって子どもにお手伝いをさせるということは手間のかかることだと思います。料理や掃除は自分でやった方が早いし、包丁などを子どもに使わせる時は側で見ていなくてはなりません。しかし、勉強というものを突き詰めていくと最終的には「体験した事を一つの理屈に当てはめていく作業」といえ、お手伝いは重要な勉強の一つと考えられるでしょう。子どもの可能性を広げるためにも、できる限りお手伝いをさせた方が良いと思います。

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プロフィール

隂山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「隂山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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