陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している隂山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

育てる住まい CRESCASA隂山先生監修ブックレット 「子どもが賢く育つ家づくり」プレゼント中!TOKYO FM 陰山英男のヒューマン・ラボ陰山英男のヒューマン・ラボ スペシャル 『子どもの学力は短期間で伸びる!講習会』 レポート 2008/12/22 @一ツ橋ホール

思いついたことをその都度、メモ用紙などに手書きしていくことは、考えることに繋がるので大切です。しかし、バラバラのメモを一つの文章にまとめるときには、手書きよりもパソコンが役に立ちます。子どもが長文を書くときには、主語や述語がずれてしまうミスが起こりやすいのですが、その点、パソコンならカットアンドペーストで簡単に修正できるからです。

現在、パソコンが生活の一部に溶け込むようになって、自分の思いがスムーズに表現できるようになりました。例えば、電子メールの代わりに手紙を出していたら大変なことになります。もし、パソコンがなければ私も本を書こうとは思わなかったでしょう。

95年、「Windows95」が発売されたとき、各小学校に数台ずつパソコンが導入されました。私も作文作りをパソコンで指導していたのですが、効果は抜群。もともと作文が苦手な子どもが、とても興味深い文章を書いてきたのです。これは、表現する方法が簡単になって、自分の感じたことを書きやすくなったからだといえます。中でも、好奇心旺盛な子どもは、割と落ち着きがないという性質を持っている反面、瞬間的な勢いで一気に書き上げることができます。主語や述語の使い方などは間違っていても、パソコンでは後から修正することが容易なので、最終的には面白い文章が出来上がるというわけです。

もちろん、漢字を手書きで覚えることも大切なのですが、パソコンも使えるように練習しておくと良いでしょう。どちらもそれぞれ必要なことですので、身に付けるようにしてください。将来には、素晴らしい小説家が誕生するかもしれません。

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プロフィール

隂山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「隂山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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