
2009年2月21日 放送分
日記が書くことの基本
賢い子どもを育てていくには、文章を書かせることが大切です。しかし、テーマも与えずに「書いて」と言われたら大人でも迷ってしまうところ。そこで私は日記をお勧めします。毎日書くという継続性が重要だからです。いきなり量を沢山書くのは大変だと思いますので、例えば、毎日10行だけ日記を書くようなスタイルだと続けやすいと思います。
日記を書くときは一日を振り返って書きますよね。書きはじめたばかりの頃は、朝から晩までの出来事をそのまま並べるだけでもいいのですが、続けるうちに感情を込めた書き方が出来るようになってきます。その時、子どもには、当時の感情をそのまま書くように指導してください。すると、後で日記を読み返したとき「あの時はこんなに楽しんでいたんだ」とか「こういうことで怒っていたんだ」と、過去の自分を客観的に見たり、風景を思い出したりして楽しくなるのです。
先日、小学4年生の息子さんを持つお母さんから「息子は読書は好きなのですが、作文は苦手です。文章を書く楽しさを伝える方法はありますか?」という質問メールを頂きましたが、まさに日記が最適だと思います。日常で息子さんが話すことに耳をかたむけて「その話面白いね。日記に書けば?」と促してもいいでしょう。最初は義務的でも、書き続けて習慣付けることが大切です。
ずっと日記を書き続けていければ、それだけで人生は豊かになります。世の中から見たら目立たないことかもしれないけれど、その人にとってはかけがえのない自分だけの人生。それを文字や文章にして積み上げていくという行為は、とても素晴らしいことだと思います。