
2009年4月4日 放送分
新指導要領について その1 新しい教科書の変更箇所を確認しよう
4月になり新学習指導要領の導入が始まりました。まずは、お手元に届いた新しい教科書の変更箇所を確認することから始めてみましょう。今回は、この変更箇所について話していきたいと思います。
英語については、小学5・6年生の2年間で覚える英単語の数が300個になります。これは、中学1年間に習う英単語数と同じで、新たに始まる小学校英語としてはかなり本格的な内容になっていることが分かります。
社会科では、小学3・4年生で都道府県の名前と位置を学び、5年生になったら世界の大陸や主な国々の名前と位置も覚えさせるカリキュラムになっています。今までは小学校のみならず中学・高校でも、日本や世界の地名などについてはほとんど触れていませんでした。そのため、感覚的には新規導入のような感じになると思います。
国語では、漢字や文法のほか、古文なども深く勉強していくことになるでしょう。また、前回の学習指導要領には「自分の意見を話す」というテーマがありましたが、話すとなるとなかなか難しいのが現状でした。そこで、作文やご家庭での日記を通して自分の考えを文章で書くことによって、従来から求められていた「自分の意見を話す」というテーマにつなげることができるのです。
音読や暗唱などの言語能力も大切です。音読の延長上にある暗唱ですが、知識を覚えていくための基礎能力を鍛える効果があります。最終的に暗唱できるかどうかも大切なのですが、学習プロセスの方を重要視してください。
このように、新学習指導要領の一部だけ見ても多くの変化が分かります。どの教科にも言えることなのですが、初めてのことに挑戦するのだから、混乱が起きるのは当然です。むしろ、混乱を恐れて躊躇してしまい、問題への対応が遅れてしまわないように気をつけてください。