
2009年5月16日 放送分
授業を良くするキーワードは予習
一般的に、予習をすることは良いことだと言われていますが、基礎・基本を学んでいる小学生の段階ではやりにくさを感じると思います。基礎・基本の部分を身につけるには、最初は必ず人から教えてもらう必要があるからです。しかし、そこであえて予習に取り組むと、子どもの授業への参加度が増す効果を得られます。
子どもに予習をさせるタイミングとして効果的な時期は授業参観日です。お母さんやお父さんが、授業を見に来ると、子どもたちは消極的になりがちで、授業から活気が失われてしまいます。そうならないようにするには、先生から当日の授業内容を聞いて予習するのも一つの方法です。
自分で教科書を読んだり家族に相談するなどの予習をすると、子どもは「明日の授業はどうなるんだろう」と想像力を膨らませて考えるようになります。ここでワンポイントなのですが「学校の先生が考える質問パターンは少ない」ということです。一人の先生が出す質問や授業の進め方には何かしらの癖があるので、子どもに予想させると良いでしょう。予想ができたら、それに対して自分はどのように答えるべきか、という対策を考えることができます。もし、予想が当たれば嬉しくなり、先生の発問や質問が出てくることを楽しみにするようになり、授業にも活気があふれるでしょう。
このような予習を繰り返し行うことで、子どもたちは授業を楽しむようになり参加度もどんどん上がっていきます。また、先生の発問の癖を見破るという高度なテクニックも身につけることになるでしょう。先生の立場からすると、子どもが自分のパターン通りにはまることになるので、双方ともに良い気分で授業を送れます。
一口に予習と言っても、単に授業の前日に勉強しておけばいいというものではなく、先生の癖から発問を予想するなど工夫を凝らすことで、授業自体が良くなると思います。