陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している隂山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

育てる住まい CRESCASA隂山先生監修ブックレット 「子どもが賢く育つ家づくり」プレゼント中!TOKYO FM 陰山英男のヒューマン・ラボ陰山英男のヒューマン・ラボ スペシャル 『子どもの学力は短期間で伸びる!講習会』 レポート 2008/12/22 @一ツ橋ホール

私は様々なところでテレビの見過ぎはよくない、とお伝えしてきました。理由として、新たな学習指導要領に変わり、子どもたちの学習時間が多少増えることになったものの、1日2時間以上テレビを見た場合、年間の全勉強時間より多くなってしまうからです。実際に、1日2時間以上テレビを見ると学力低下につながるということは多くのデータで証明されています。

学力向上を目指すなら、学習方法を工夫することはもちろん、テレビを見るのを我慢することも大事です。しかし、まったく見ない方が良いのかというとそうではなく、調査データを細かく見ていくと1時間程度テレビ番組を見ている子どもが、一番良い状態である場合が多いという結果があります。つまり、限られた時間内で、子ども自身が自分で考えて良質の番組を選んで見ることが大切なのです。

私も、録画した歴史や科学のテレビ番組を給食の時間などに見せていましたが、何度も見せていくうちに定番となる番組が出てきます。すると子どもたちは、私が見せるより前に自分たちで番組をチェックして見るようになります。

良質の番組を多く見せることで、子どもたちの中でも自分を高めていく番組を感覚的に判別できるようになっていきます。中でも宇宙の始まりや古代の様子などは、教科書で説明するよりも、CGなどを駆使したテレビ番組で見た方がエンターテイメント性があり面白いので、子どもたちの中にも入っていきやすい。そういう意味ではテレビの効果は素晴らしいと思うので、私はかなり色々なテレビ番組を子どもたちに見せてきました。

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プロフィール

隂山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「隂山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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