
2009年5月30日 放送分
テレビ番組も見方次第
私は様々なところでテレビの見過ぎはよくない、とお伝えしてきました。理由として、新たな学習指導要領に変わり、子どもたちの学習時間が多少増えることになったものの、1日2時間以上テレビを見た場合、年間の全勉強時間より多くなってしまうからです。実際に、1日2時間以上テレビを見ると学力低下につながるということは多くのデータで証明されています。
学力向上を目指すなら、学習方法を工夫することはもちろん、テレビを見るのを我慢することも大事です。しかし、まったく見ない方が良いのかというとそうではなく、調査データを細かく見ていくと1時間程度テレビ番組を見ている子どもが、一番良い状態である場合が多いという結果があります。つまり、限られた時間内で、子ども自身が自分で考えて良質の番組を選んで見ることが大切なのです。
私も、録画した歴史や科学のテレビ番組を給食の時間などに見せていましたが、何度も見せていくうちに定番となる番組が出てきます。すると子どもたちは、私が見せるより前に自分たちで番組をチェックして見るようになります。
良質の番組を多く見せることで、子どもたちの中でも自分を高めていく番組を感覚的に判別できるようになっていきます。中でも宇宙の始まりや古代の様子などは、教科書で説明するよりも、CGなどを駆使したテレビ番組で見た方がエンターテイメント性があり面白いので、子どもたちの中にも入っていきやすい。そういう意味ではテレビの効果は素晴らしいと思うので、私はかなり色々なテレビ番組を子どもたちに見せてきました。