
2009年6月27日 放送分
「○○まであと何分」これで時間の使い方が上手くなる
「宿題をするのに10分」や「本を読み終えるのに3時間」という風に、子どもたちが作業をするときには時間軸を入れると、勉強の仕方が効率的になります。私は、学校の先生にもストップウォッチを使って時間を計りながら授業をしたらどうかとアドバイスしています。「3分で解いてみよう」と問題を出せば、子どもたちは「この問題を解く為には3分の集中力が必要になる」という目処が立てられるようになるのです。時間を区切る学習を続けると、集中力がアップすることになり、3分かかった問題が2分で解けるようにもなるでしょう。
また、家庭学習をする場合でも同じく時間を気にして欲しいと思います。例えば、10分で出来る宿題が出たとき、それに20分かけてはいけません。それは「勉強をゆっくりやる」ではなくて「怠ける練習をしている」ということにつながるからです。10分でできるものは10分で出来なければいけないし、集中力が上がって9分、8分と時間が短縮されていくのはいいのですけれど、極端に5分でやってしまうと雑な作業をしたことになるので、これもよくないのです。子どもたちは、出された問題に対して、どの程度の時間を必要とするのかということを理解することで、集中して取り組む姿勢が身についてくるのです。
家庭では、どうしても緊張が解けて気が抜けてしまうものですが、集中力を欠いた勉強を習慣化させてしまうと、学校での授業にも支障をきたすことになります。大切なことは、時間を意識しながら作業をするということ。勉強が上手に出来る子どもの勉強時間はそれほど長くありません。学校の先生には、宿題を出すときに「○分で終わらせてみよう」という風に時間を区切った指示を出して欲しいと思います。