
2009年7月4日 放送分
生活習慣作りの第一は、やるべき時間を固定する
生活習慣を作るということは、時間をきちんとコントロールするということです。例えば「7時になれば朝ごはんを食べ始める」というように、時間を固定して欲しいのです。宿題に取り組むときにも、決まった時間に行動を起こすことで、スーッと集中力が研ぎ澄まされていきます。
私の知り合いの先生に、毎日決まった時間に帰宅する方がいらっしゃいました。その方は、別に仕事を怠けているわけでなく、非常に上手く仕事を済ませて帰宅されていたのです。なぜかというと、子どもが宿題をする時間を決めていて、ご自身もその勉強を見るために帰宅していたというわけなのです。その方には3人の子どもがいらっしゃったのですが、3人とも国立大学へ入学されました。
時間を決めると集中しやすいのですが、そのためには家族の協力が不可欠です。具体的には週単位で親子の予定をすり合わせます。その中で決めてほしいのは「宿題をする時間」「読書をする時間」「後片付けをする時間」「翌日の学校の準備を整える時間」などですが、注意して頂きたいのは長い時間をかけるほど良いというわけではありません。「夜の9時から10分で翌日の学校の準備を整えよう」というように時間を固定することで、一つひとつの作業に対して集中度を上げることができるのです。
もう一つアドバイスするなら「わが家の標準時計」というものを決めておくとよいでしょう。家にはいろいろな時計があると思いますが、中心になる時計があると思います。例えば家族が集まるリビングにある時計を「わが家の標準時計」として、それを基準にして家族が行動するとなると、時間の管理もしやすいのではないかと思います。