
2009年8月1日 放送分
自由研究が苦手だったら面白実験をやろう
子どもの夏休みの宿題として自由研究がありますが、理科が好きな子どもでも「何をやればいいのかわからない」と悩むことが多いといいます。自由研究に取り組むときは、一つのテーマに没頭することが多くなるのですが、それよりも学習に役立つような小さくても面白い実験に取り組んで欲しいのです。中学入試などでは、小さくて面白い実験を応用した問題が出題されることがあるので、大いに役立つでしょう。
小さな実験の例として、コップに水を入れて、音の高低を比べるというものがあります。実際に実験をするときには、お水を飲む家庭用のコップを用意していただければ結構です。まず、コップに水を入れて音を鳴らしてください。その後で少し水を減らして再び叩くと、音は低くなっているか、それとも高くなっているのか、ということを調べるのです。ちなみに水が少ない方が音は高くなります。このように、小さいけれど面白い実験をたくさんやって「参考になる」「とてもビックリした」など、感じたことを素直にまとめてもらえれば十分な自由研究になると思います。
私は、理科は「面白い」と感じることが一番大事だと考えています。複雑なしくみを勉強するのは中学校に進んでからでいいので、小学校の間に自然の不思議であるとか、科学の面白さなどに、少しでも多く触れてください。十分楽しむことが理科の学習につながるのです。特に夏休みが始まり、時間にゆとりが出てくる今の時期には、いろいろな実験に挑戦してみてはいかがでしょうか。