陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

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最近、海外で百ます計算などについてお話しをさせていただく機会が増えており、英語の勉強をしています。重要な部分は通訳さんにお願いしていますが、簡単な会話程度ならなんとか話せるようになりました。このように、自分が英語学習をするようになって、改めて気付かされたり、面白く感じたことがあります。

まず、1日でも英語学習を怠ると、すぐに知識が後退してしまうということ。逆に、毎日聞いていると単語一つ、構文一つがとっても記憶に残りやすくなります。また、一定の時間をきめて、その時間内で英文を繰り返し書いて覚えるという徹底反復学習も効果的だと実感しました。

毎日の積み重ねや繰り返し学習をすると良い、ということは分かっていても日々の用事があったりして、思うように勉強時間が取れないケースが出てくると思います。しかし、だからこそ予定をやりくりして机に向かって集中する時間が大切であるとも言えるのではないでしょうか。毎日続けるためには、学習方法を工夫することも効果的です。

私は、英字新聞や洋書の中で興味を持った言い回しを「大きな」単語カードに書く学習方法を行っています。この「大きな」というところがポイントで、スペースが広く取れます。覚えたい単語を辞書で調べると例文も一緒に出てきますので空いたスペースに書き写すのです。この時、例文をそのまま書くのではなくて、一部分を変えて書くようにして下さい。例えば、主語の部分に知り合いの名前を入れるなど、自分と関係がある単語に代えることで興味を持ちやすくなり、英文自体をスムーズに覚えられるのです。

今は英語を身に付けていないと損をする時代です。例えば海外旅行先で空港チケットを買おうとしたとき、日本の代理店を通すよりも、現地の英文で書かれたホームページから注文した方がはるかに安く手に入れることができます。「英語は賢く生きていくために必要なスキル」という認識を持つことで、気持ちに無理なく毎日の学習に取り組むことができると思います。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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