
2009年9月12日 放送分
電子辞書を使って背伸びしたテキストを読む
教材はとても大事で、使用する教材で子どもたちの学習レベルが決まってきます。私が副校長を務めている立命館小学校で使用している社会や算数のテキストは、小学校の内容だけでなく、中学校の内容が半分くらい入っており、大人向けの言葉で文章が書かれています。例えば社会のテキストでは「たけしくんは工場見学に行きました」のような文章ではなく「日本の工業生産は、東海地方を中心にして・・・」のように高いレベルの文章にしているのです。
このような背伸びをした文章を読ませると、学力水準が向上する効果が望めます。そこで、今与えられている教科書をきちんと読むことができるのであれば、少し背伸びしたテキストを参考書として使ってみてはどうでしょうか。私の作った参考書でもいいですし、色々な塾や出版社も出していますから、それらを読んで実力を伸ばしていきましょう。
小学生に高校の日本史の教科書を参考書代わりとして持たせる方法もあります。当然子どもたちはきちんと読むことはできません。しかし、自分が興味をもった内容が、高校の教科書ではどのように書かれているかを調べようと、あえて難しいことに挑戦する子どももでてきます。子どもというのは“背伸び”をしたいと思っていますから、その心を巧みにくすぐってあげると、学力アップに繋がるきっかけになるのです。
そして、このような難しい参考書を調べるときに活用して欲しいのが電子辞書です。電子辞書を使って、分からないことを調べながら参考書を読むことで、子どもたちの力はより一層高まっていくはずです。一度試されてみてはいかがでしょうか。