陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

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中学校、高校で英語検定や漢字検定などのテストを受けたことがある人は大勢いると思いますし、他にもバラエティに富んだ検定がたくさんあることから、日本人はテストがとても好きだということが分かります。また、私は子どもたちには、出来るだけ多くの検定を受けて欲しいと思っています。英語検定の中には“児童英検”という子ども向けのものもありますので、小学生のうちから受けてみるのも良いでしょう。

ただ、英語検定を受けたからといって、英会話ができるようになると単純に考えてはいけません。例えば、漢字検定の級が上がっただけでは、優れた文章は書けないことと同じで、英会話を上達させたければ英語で会話の練習をすること、文章を上達させたければやはり英語でたくさんの文章を書くことが一番良い方法なのです。問題は、会話や文章を習得するためにも基礎学力が備わっていなければならず、それを身につけるために、検定に挑戦することが役に立つのです。

検定に受かるためには、回数を多く受験すると効果的です。毎回受けると問題の傾向と対策もつかめてきます。コツが掴めると、自然と点数が上がってきますから、やる気も出てきます。このやる気がみなぎっているうちに、学力の土台となる部分を磐石にしていくことができる点が、検定受験をする上で大いに意義のあることです。

検定を受けて、テストに慣れることは良いことなので、なるべく多くの検定を受けられるように、年間計画を立てると良いでしょう。受験日をカレンダーに印して、家族で一緒に受験すると、なお良いですね。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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