
2008年11月8日 放送分
読書は脳トレだ
3年目を迎えた山陽小野田市で行っている教育プロジェクトの調査から、読書をしている子どもの方が、読書をしない子どもよりも成績が良いというデータが出ました。読書をすると国語の成績が伸びるというのはイメージできると思うのですが、見事に算数も良くなっているのです。さらに1ヶ月に何冊読むかを調べてみると、多く読む子どもほど成績が正比例的に向上しているという驚くべき結果も出てきたのです。
読む本の種類は、参考書や学習に繋がる本に限らず、自分が好きな小説や読み物で十分です。脳トレなので、まずは読書にはまることがすごく大切になります。読むという作業自体が脳の力を非常に高める効果があるので、漫画などは小説に比べて効果は低いかもしれませんが、まったく読まないよりは読んだ方がいいでしょう。
学校の先生にとって、読書が成績向上に効果的だという考え方は一般的であり、みんな工夫をして指導しています。私も昔は、土日の宿題として、書くことよりも読書だけの課題をよく出していました。
また、読書をするときに注意しなければならないのが、毎日10分ずつ読むよりは、1時間くらいかけて1冊に集中する読み方が効果的だということです。じっくり落ち着いて読むとなると、やはり土曜・日曜の方が取り組みやすいと思います。
そして、やはり本は買うことをおすすめします。「うちの子、買っても読まないんですよ」といわれる方も多いと思いますが、一度「読んで欲しいな」という本を買い与えてみてください。その時は読まないかもしれませんが、半年経てば子どもの方から「読んだよ」と言ってくる可能性は高いと思います。子どもというのは、目の前に本があると、フッと時間が空いたときなどに意外と手を伸ばすものです。子どもにとっては、本を積んでおくだけでも読書の内に入るということです。
テレビを消し、秋の夜長を感じながら、親子で読書を楽しむ時間を作っていただけたらと思います。