
2009年12月19日 放送分
冬休みの宿題をどうするか
夏休み、冬休み、春休みという3つの長期休みの中で子どもの学力が一番伸びるのは冬休みです。
夏休みは約40日間と長すぎることに加えて、海や山などのレジャーといった楽しいことも多く、勉強に集中しづらい傾向があります。また7月8月には親御さんが働いている場合も多いので様子を見てあげることも難しいでしょう。
春休みはその前後で担任の先生が入れ替わる時期です。そのため前任者が出した宿題は後任者が添削しなければならなくなります。すると先生同士で気が引けてしまい宿題を出しづらくなってしまうのです。宿題がない分、子どもが勉強に打ち込む時間も減ってしまうでしょう。
夏や春に対して冬休みの利点は3つあります。
1つめのポイントは、おさらいに最適な時期であることです。重要教材は2学期に学ぶものが多く、すぐおさらいできるという意味で一番良いタイミングといえます。休み期間も約2週間と長過ぎず短過ぎず、最後まで飽きずに取り組みやすいと思います。
2つめは親御さんが在宅している環境です。元旦の前後など親子そろって過ごされることも多いと思います。親御さんが余裕をもって子どもと接することができ、子どもが宿題でわからない箇所があれば教えてあげることができるところが良いでしょう。
最後は3学期の成績を上げやすいという点です。3学期はもともと期間も短く、教材も限られているので、予習をやればやるほど理解度が上がります。また、それほど難しい教材が出てくることもないので、学習効果も非常に高い。すなわち冬休みの短い期間に集中して予習に取り組めれば3学期の成績は上がりやすくなります。子どもは成績が上がったという実感があるとより一層頑張れるので、冬休みは大切なポイントになるでしょう。
冬休みの前半を2学期のおさらいに当てて、後半を3学期の予習に当てると良いかもしれません。しかし、冬休みにはクリスマスとお正月といった子どもが遊びたくなる行事があります。何も考えずに遊んでしまうと「楽しいな」だけで終わってしまいますが、きちんと計画を立てて過ごせば有意義な期間になります。この違いはとても大きいので、ぜひご家族の中で冬休みの過ごし方について話し合われてはいかがでしょうか。