陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

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年始は、家に家族が揃っているため、家族全体の計画を立てるのに最適です。例えば、卒業式や入学式、受験など、子どもの行事を見据え、年間を通してみんなでお正月に話し合ってみると良いでしょう。

計画は、1月から12月の1年間を通して考えるのがベストです。しかし、あまりにも先のことを考えるのが難しければ、できれば夏休み、最低でもゴールデンウィークまでの行事・計画だけでも、予め決めると良いでしょう。

このときの家族行事の一番の目玉は、やはり「旅行」ではないでしょうか。そこで、我が家の「行きたいところリスト」を作っておくことをおすすめします。

例えば「今年の夏休みに家族旅行でどこへ行くか」ということを、それぞれが調べて持ち寄り話し合うのです。子どもにとっても、パソコンなどを駆使して、行きたいところを調べることは大変望ましいことです。

このようにして、行きたい場所が決まってくると、次は「いつ行くか」「どうやって行くか」「旅行資金はどうするか」など、具体的な課題が出てきて、その対策を考えるようになります。目標が大きければ大きいほど、実現するために「準備は早くする」、これが1番のポイントとなります。

実は、早めに計画を立てる必要性はインターネット社会になったことも影響しています。ネットが普及したことで、誰もが平等に情報を得られるようになり、予定や計画なども立てやすくなりました。しかし、逆にお得な情報や、飛行機のチケット1枚ですら争奪戦になり、得にくくなってしまったのです。このような点からも、早めに計画を立て、実行していく必要性を感じずにはいられません。

年の初めに計画を立てることで、より充実した1年間を過ごすことができるようになるのです。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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