陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

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時間は誰にでも平等で1日24時間しかありません。そのため、時間の使い方が上手かそうでないかということが重要になります。

例えば「用事を何時までに仕上げてしまおう」「次の用事に取り掛かるまでの空いた時間に別の用事を済ませてしまおう」というように、次の予定を考えながら行動できればとても良いと思います。時間の使い方の効率が上がると、集中力が上がるということにつながるからです。

具体的なアドバイスとして、家族がそろうリビングなどに大きな時計を置くと良いでしょう。昔は家の中に柱時計があり、それを中心にして家族の時間が進んでいました。みんなが一つの時計を見ることによって家族の時間を共有していたと思います。

子どもたちには「時間は共有物」だと教えてきました。集合するときに一人だけ遅刻すると迷惑をかけるのだから、みんながサッと集まる必要があるということです。時間を効率的に使うことで集中力が高まり余裕が生まれてくる。余裕が生まれることで、のんびりした時間ができると心が豊かになったり、何か新しいことにチャレンジできるようになると思います。

しかし、効率を追いかけてばかりいると心身ともに疲れてしまうので、いつどうやって休むのか、ということも大切になります。時間の使い方を計画するときには必ず休養の時間をどうとるかということも考えてほしいと思います。休養も含めて、自分の時間は自分で、家族の時間は家族で考えると、非常に良い生活習慣ができると思います。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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