陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

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学校生活に終わりを告げる卒業シーズンがやってきました。この時期の教師や子どもたちはとても熱い思いを抱いています。

私が教師の頃は、子どもたちが書いた未来への手紙や、当時の思い出深いものを持ち寄って、タイムカプセルに入れていました。子どもたちが二十歳になるころに一緒に開けていたのですが、とても感動した記憶があります。このようなことは外国ではあまり行われません。外国では卒業式をドライにとらえている印象があります。日本と外国を比較してみると、日本には卒業というものを大切にする風土が根付いていることが良くわかります。

子どもたちは、お世話になった先生に感謝のしるしとして手紙を渡したり、子どもたち同士で思い出の品を交換するなど、どんどん行動に移していくと良いと思います。教師の側から見ても、子どもたちから手紙などを貰えると「次の学期も頑張ろう」という気になるものです。私も今まで貰った手紙などは大切に保管しています。

卒業式を良いものにしたいという気持ちには、子どもたちが中学校、高校、大学へと進学した際に、順調な学生生活を送って欲しいという思いが込められています。みんなが卒業を大切にすることは、子どもたちの未来を明るく照らすことにつながるのではないでしょうか。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

陰山英男 Official Web Site

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