
2010年3月20日 放送分
卒業を大切にしよう
学校生活に終わりを告げる卒業シーズンがやってきました。この時期の教師や子どもたちはとても熱い思いを抱いています。
私が教師の頃は、子どもたちが書いた未来への手紙や、当時の思い出深いものを持ち寄って、タイムカプセルに入れていました。子どもたちが二十歳になるころに一緒に開けていたのですが、とても感動した記憶があります。このようなことは外国ではあまり行われません。外国では卒業式をドライにとらえている印象があります。日本と外国を比較してみると、日本には卒業というものを大切にする風土が根付いていることが良くわかります。
子どもたちは、お世話になった先生に感謝のしるしとして手紙を渡したり、子どもたち同士で思い出の品を交換するなど、どんどん行動に移していくと良いと思います。教師の側から見ても、子どもたちから手紙などを貰えると「次の学期も頑張ろう」という気になるものです。私も今まで貰った手紙などは大切に保管しています。
卒業式を良いものにしたいという気持ちには、子どもたちが中学校、高校、大学へと進学した際に、順調な学生生活を送って欲しいという思いが込められています。みんなが卒業を大切にすることは、子どもたちの未来を明るく照らすことにつながるのではないでしょうか。