陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

育てる住まい CRESCASA陰山先生監修ブックレット 「子どもが賢く育つ家づくり」プレゼント中!TOKYO FM 陰山英男のヒューマン・ラボ

4月の新年度がはじまるにあたり、取り組んで欲しいことがいくつかあります。まずは、身の回りの整理整頓。子ども部屋はもちろん、家全体をキレイにできるといいですね。整理された環境というのは、新しく何かを始めるときにスムーズかつ迅速な行動を可能にします。また、節目の時期は子どももやる気を起こしやすいので最適です。

もう一つは、新しい環境での友だち作りです。入学や進級によって初めて出会う友だちも多いでしょう。そういう出会いを大切にすることが、一年間を気持ち良く過ごすためのポイントになるのです。

ところが、子どもたちが外で遊ぶ機会が少なくなくなり、家の中でゲームばかりしていると、友だち同士でも会話が少なくなります。話す機会が減ると会話が苦手になり、友だちづきあいにも悪影響を及ぼしてしまいます。

特に今の子どもは、話しかけられることを待っている「受け身」であることが多いと思います。少子化で一人っ子が多く、優しいご両親から気にかけられて育った子どもは、自分から話しかける経験が少ないのです。みんなが「受け身」では、会話は生まれず、友だちが出来にくくなるでしょう。人間は人とのつながりを求める生き物であり、それがないとストレスを感じてしまいます。このストレスがイジメ問題の土壌になることもあります。

友だち作りのコツはとにかく話しかけることです。待たないで、恥ずかしがらないで、ドンドン話しかけてください。話しかけられれば、相手も嬉しいと感じるものです。もし、相手の気に障ることを言ってしまったとしても、きちんと謝ればいいのです。それは謝る練習になります。そして、良いことをしてもらったら素直に「ありがとう」と言いましょう。気持ちのこもった言葉は必ず相手に伝わります。

お父さんやお母さんは、帰宅した子どもに「今日は何人に話しかけた?」と聞いてあげるのも良いと思います。

陰山英男のヒューマンラボ(TOKYO FM サイトへ)

陰山先生コンテンツ

プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

陰山英男 Official Web Site

ページトップへ
インデックスに戻る