
2010年4月3日 放送分
新年度に取り組んで欲しいこと
4月の新年度がはじまるにあたり、取り組んで欲しいことがいくつかあります。まずは、身の回りの整理整頓。子ども部屋はもちろん、家全体をキレイにできるといいですね。整理された環境というのは、新しく何かを始めるときにスムーズかつ迅速な行動を可能にします。また、節目の時期は子どももやる気を起こしやすいので最適です。
もう一つは、新しい環境での友だち作りです。入学や進級によって初めて出会う友だちも多いでしょう。そういう出会いを大切にすることが、一年間を気持ち良く過ごすためのポイントになるのです。
ところが、子どもたちが外で遊ぶ機会が少なくなくなり、家の中でゲームばかりしていると、友だち同士でも会話が少なくなります。話す機会が減ると会話が苦手になり、友だちづきあいにも悪影響を及ぼしてしまいます。
特に今の子どもは、話しかけられることを待っている「受け身」であることが多いと思います。少子化で一人っ子が多く、優しいご両親から気にかけられて育った子どもは、自分から話しかける経験が少ないのです。みんなが「受け身」では、会話は生まれず、友だちが出来にくくなるでしょう。人間は人とのつながりを求める生き物であり、それがないとストレスを感じてしまいます。このストレスがイジメ問題の土壌になることもあります。
友だち作りのコツはとにかく話しかけることです。待たないで、恥ずかしがらないで、ドンドン話しかけてください。話しかけられれば、相手も嬉しいと感じるものです。もし、相手の気に障ることを言ってしまったとしても、きちんと謝ればいいのです。それは謝る練習になります。そして、良いことをしてもらったら素直に「ありがとう」と言いましょう。気持ちのこもった言葉は必ず相手に伝わります。
お父さんやお母さんは、帰宅した子どもに「今日は何人に話しかけた?」と聞いてあげるのも良いと思います。