
2010年6月19日 放送分
音読は大切
色々な勉強法がありますが、私はやっぱり音読が基本だと思っています。最近の脳の研究でも分かってきたことですが、音読をすると脳が活性化する効果があるようです。私の教え子の中にも中学、高校で放送部や演劇部に入ってから国語の成績が上がったという子どもが多くいます。
ほとんどの教科は言葉で構成されていることを踏まえると、音読の効果が表れるのは国語だけに限った話ではありません。どんな教科でもまず教科書を音読してみましょう。スラスラとうまく読めなかったり、つっかえてしまうところがあると思います。スムーズに読めない部分が理解できていない場合があります。つまずいた部分に線を引いたり、読み返すなどして繰り返し練習することが学力の向上につながっていきます。
漢文や古文の文章を書いたプリントを子どもたちに渡し、毎日音読の練習をさせたことがあります。もちろん子どもたちは最初から内容を理解することはできませんが、慣れてくると難しい言葉でもスラスラ言えるようになり、楽しくなるものです。そのうち音読が心地良くなってくると知らないうちに暗唱できるようになります。暗唱を続けることで子どもたちは一年間に二十くらいの文を覚えることが出来ました。
古文や漢文は中学、高校に進学すると必ず学習するものですから、小学校のうちに内容を覚えておくと必ず役に立ちます。例えば、苦手な子が多い「長文の穴埋め問題」などでは、音読・暗唱をやってきた子どもは全部覚えているので簡単に答えを書くことができるのです。
ぜひとも挑戦してみてください。