陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

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最近、学習時間を確保するために夏休みの日数を減らす学校がでてくるようになりました。また子どもたちも習い事や塾などで忙しくなり、のんびりとした夏休みを過ごせたのは昔の話のようです。

ではどのように夏休みを過ごせばいいのかというと、きちんと学習計画を立てることが大切です。きちんと計画をこなすことができるようになれば、大人になってからもスケジュール管理能力として役に立ちますし、意義がとても大きいのです。

具体的には、まず最初に40日近くある夏休みを4期に分けましょう。単純に10日ずつ分けてもいいですし、自分のやりやすい形で区切ってみてください。「この時期にはこれをやる」というのを決めることができれば大丈夫です。

夏休み始まってすぐの第1期目は、学校で勉強したことのおさらいの期間です。復習をしながらドリルのような宿題を片付けましょう。なぜなら1学期で覚えたことを忘れてしまうからです。早めにやっておかないと、やりかたを思い出すために時間が余計にかかってしまい、より大変になってしまいます。

第2期目は自由研究や図画、工作、作文など時間のかかるものにじっくりと取り組んでください。一日で終わるようなものではないので、先延ばしにするとお盆に入ってしまい、時間がどんどん取りにくくなってしまいます。

第3期目はお盆に入り、家庭も帰省したり、旅行にいったりとあわただしくなることが多くなると思います。思い切って勉強は休んで、地域のイベントに参加したり、家事のお手伝いなどをして過ごしましょう。

まもなく夏休みが終わるころが第4期目です。やり残した宿題をやったり、2学期にむけて朝、時間通りに起きるようにしたりするなど生活習慣を回復させましょう。出来れば宿題は8月20日ぐらいに提出できるようになっているといいですね。さらに余裕があるなら2学期に学習する箇所の教科書を読んでおけば完璧です。

2学期をすっきりスタートできるようにしたいですね。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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