陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

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夏休みは「受験勉強の天王山」と昔から言われています。理由として夏休みは長期の休みなので集中的に学習できるからです。たくさんの学生から聞いた話と、私の経験から夏休みの勉強次第で一気に逆転することも可能なのでは、と私は考えています。方法はいたってシンプルです。大学受験時に参考にしてみてください。

まず、1日に10時間前後、もしくはそれ以上勉強する。そして時間があるからといって色々なものには手を出さず、参考書を絞って勉強する。出来るなら教科も絞った方が良いでしょう。集中的にやることによって効果が高まります。参考書も1つ決めたら徹底的にやるようにしましょう。1教科につき1冊、英文法はこれ、世界史はこれというように。これは守った方が良いと思います。

最後に単純にひたすら読んでひたすら書く。私の知り合いいでボールペンを1ダースと紙を1000枚用意してインクが無くなるまで英単語を繰り返し書いて勉強した人がいました。書きながら読む。単語を四角で囲んだり、星印をつけたりするのも重要です。集中して行ったら2週間でしっかり覚えられたようです。次に熟語を同じ方法で学習したら今度は1週間で出来るようになりました。

この期間は合わせて3週間。とりあえず3週間やるとなにかが変わるのではないかと思います。「必死になって書く」ということがすごく重要で、「書く」という行為が脳を動かすのです。10時間以上3週間やることで脳そのものに大きな変化が現れるのではないかと思っています。生活習慣の乱れには十分注意しながら、チャレンジしてみてください。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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