陰山英男のヒューマンラボ 子どもたちの学力向上に尽力している陰山英男先生が、子どもの教育、日本の将来について語るTOKYO FM「陰山英男のヒューマン・ラボ」。ここではダイジェストをお送りいたします。

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今回は以前に紹介した家族の社会見学として化石探しをおすすめします。意外にやったことがない方が多いのですが、私はよく子供たちを連れて高原や山で魚や貝、葉っぱの化石を採集していました。化石の量の多いところだと子供でもたくさん見つけることができます。

日本では化石があまり採れないのではと思う方が多いかもしれませんが、化石の代表であるアンモナイトも日本で見つけることができ、特に北海道では良く採れるようです。北海道の三笠市の博物館が日本一の収蔵量を誇り世界的に有名です。アンモナイトは貝のような形をしていますが大きいものは直径2mぐらいにもなるそうです。珍しいものを目にして「すごい!」と思うこともいいことです。

私の子どもの話なのですが、ある日泥だらけになってツルハシを持って帰ってきました。そしてそのツルハシを宝物だといいながら磨きだし、何をやっているのかと尋ねたら洞窟で岩石を掘っていると答えました。もう彼は大きくなっており、なんでそんなことをやっているのかと思ったのですが、どうやら子どものころに体験した化石の採集がきっかけになったようです。このような経験は子どもの記憶に残るようですのでぜひ皆さんにも行っていただきたいと思います。

一つだけ注意があります。化石が採れるところは私有地も多いので勝手に採集は出来ません。地元の博物館や教育委員会などが実施する体験ツアーなどに参加したり、理科の先生に手順を相談するなどしてください。

東京都内では見つかりにくいですが、意外な所に化石はあります。それはデパートです。壁の大理石部分に埋まっていることが多くあります。東京三越本店のアンモナイトは有名だそうですので、身近な所から探してみてください。

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プロフィール

陰山英男(かげやま ひでお)

1958年、兵庫県出身。
89年に兵庫県朝来郡朝来町立山口小学校に赴任。「読み・書き・計算」の徹底した反復学習、「早寝早起き朝ご飯」を二本柱に、基礎学力の向上を図る「陰山メソッド」を確立。同校出身者の国公立大学進学率が類を見ない高さだったため、教育実践がメディアで紹介されるようになる。

2003年、全国公募により、広島県尾道市立土堂小学校校長に就任。06年4月より、立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授を務める。

小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。著作・共著多数。文部科学省・中央教育審議会教育課程部会委員/安倍前首相の諮問機関「教育再生会議」有識者委員/大阪府教育委員会教育委員

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